株式投資をしている人にとって、投資先の株式市場が今後成長していくのかどうかはとても気になりますよね。
人口推計を分析することで、その株式市場が今後どうなっていくかを考えることができるのではないかと思います。
今回は、令和5年(2023年)4月26日に国立社会保障·人口問題研究所(通称:社人研)が発表した日本の将来推計人口がをもとに日本株市場がどうなっていくのかを考えていきたいと思います。
投資先を迷っている方の参考になれば嬉しいです。
将来の日本の人口はどうなる?
さっそく、社人研が発表した日本の将来推計人口を見ていきたいと思います。
概要をまとめるとこんな感じです。
- 総人口は50年後に現在の7割(1億2,615万人→8700万人)に減少。65歳以上の人口の割合はおよそ4割になる。
- 前回の推計(平成29年)と比べて、合計特殊出生率は1.44(2065年)から1.36(2070年)に低下(中位仮定)。
- 出生率が想定より高く推移した場合(高位仮定1.64)でも、人口は9,549万人に減少する。
出生率が今よりも改善したとしても50年後は今よりも人口が減ってしまうということですね・・
人口が減少することによる株式市場への影響は?
人口減少が株式市場に与える影響は色々ところで注目されていますが、よく言われるのが、
働き手が減少 → 経済成長(GDP成長率)が鈍化 → 株安
ただ、これからの時代、AIなどがもっと活用され、働き方改革や技術革新が起こることで、働き手が減少しても経済成長が拡大する可能性も大いに考えられます。
むしろ、最近のAIの過熱ぶりには私自身かなり期待感を持っているところです。
日本株に投資すべきかしないべきか
高配当株投資をしている私の考えでは、日本株に投資するのは なし だと考えています。
というか、経済成長性や株主還元の意識の高さを踏まえると、やはり米国株投資に勝る魅力はないのかなと思ってしまうからです。
もちろん、高配当日本株に投資をして経済的自由を達成されている方もたくさんいるので、否定するものではありませんが、優先順位としては 米国>日本 ですね。
今後、資産が順調に拡大していったら、分散投資として日本株を選択することは大いにあると考えています。
ということで、今回は、投資に関連する情報を元に考えを巡らせてみました。
様々な情報から自身の考えを深めていくことはとても大事なことなので、日頃アンテナを高く張っていきたいと思います。
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