みなさんこんにちは。
米国株高配当投資は、配当利回りが高いために魅力的に思えますが、高配当銘柄にはリスクがあることを忘れてはいけません。
高配当銘柄に投資する際には、リスクを理解し、リスクを抑える方法を知っておくことが重要です。
本記事では、高配当銘柄に投資する際に抑えるべきリスクと、リスクを抑えるための具体的な方法を紹介します。
高配当投資で抑えておくべきリスク
減配リスク
高配当銘柄に投資する際、配当利回りが高すぎる場合、その企業が将来的に配当を維持できなくなるリスクがあります。配当カットが発生すると、株価が大幅に下落する可能性があります。
そのため、高配当銘柄に投資する場合は、配当利回りが極端に高くない銘柄を選ぶことが大切です。
具体的には、過去5年間で配当利回りが安定している企業を選ぶことがおすすめです。
また、配当利回りが高い銘柄でも、現金フローが健全であること、企業の業績が安定していることを確認することが重要です。
セクターの偏り
高配当銘柄には、特定のセクターに偏っている場合があります。
そのセクターに不利な情勢が生じた場合、高配当銘柄が一斉に下落するリスクがあります。
投資先を多様化することで、セクター集中リスクを抑えることができます。
具体的には、10銘柄以上に投資することをおすすめします。
また、様々なセクターに投資することで、リスクを分散することができます。
ただし、様々なセクターに投資する場合でも、そのセクターの動向や市況について情報を集め、正確な判断を行うことが重要です。
インフレリスク
インフレーションが発生すると、配当利回りが低下するため、高配当銘柄の魅力が薄れる可能性があります。
インフレリスクを抑えるためには、インフレに強い銘柄に投資することが重要です。
また、インフレが発生した場合でも、企業が物価上昇に対応できるかどうかを確認することが重要です。
具体的には、過去のインフレ期に好業績を残した企業、インフレ期に不動産やコモディティに投資している企業を選ぶことがおすすめです。
その他の注意点
その他には、
- 株価の変動により含み損になる可能性
- 投資先の一極集中
- 長期的な視野を持つこと
といった点にも注意しなければいけません。
まとめ
高配当銘柄に投資する際には、減配やセクターの偏り、インフレといった様々なリスクに留意することが大切です。
投資先を選ぶ際には、過去の配当利回りや現金フロー、業績などを調査したうえで、投資先を多様化し、長期的な視野で投資することもおすすめします。
リスクを理解し、そして、リスクを抑えるための方法を知っておくことで、急がず焦らずじっくり資産を拡大していきましょう。
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